本日、台風15号 関東直撃するそうなので…
深夜が雨のピーク 多いところで300mm前後台風周辺の活発な雨雲が今夜になると関東南部の沿岸にかかり始めます。
東京都心をはじめとする関東各地は深夜が雨のピークとなり、1時間に50mm以上の非常に激しい雨が降り、総雨量は平野部で最大200mm前後、山沿いで300mm前後に達するおそれがあります。
大規模な道路冠水や河川の増水、土砂災害に警戒が必要です。
風も強く瞬間的には広い範囲で20m/s以上、房総半島や三浦半島は40m/sに迫りそうです。飛来物や停電への備えも必要になります。また、台風の接近時は高潮や高波にも警戒をしてください。
風雨のピークが深夜になるため、台風の対策は出来るだけ今日の昼間に済ませるようにしてください。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190908-00010537-weather-soci
台風の前に準備しておきたいこと
突然やってくる地震とは異なり、台風は事前の準備がある程度可能です。
とはいえ、一旦やってくると自然災害だけに防ぎようがない。そのため、今から準備できる内容をいくつか確認しておきましょう。
停電に備える
懐中電灯を使う方が多いと思われますが、
電池切れがないかどうか確認しておきましょう。
電池切れの場合は、昼頃までに購入されることをおすすめします。
ちなみに通販ですと到着が間に合わない可能性があるため、近所(コンビニ、スーパー、家電用品店等)で購入する必要があります。
なお、同じような方が「駆け込みで」購入することも想定されるため、品切れの可能性もあり得ます。
電池が切れてしまった場合、ろうそくなどで代用することも想定されます。
このさい、当然ですが火災にならないよう注意してください。
ちなみに、パソコンやスマホ等を「懐中電灯の代わり」に使用する場合、今の内にバッテリーの充電は済ませておいた方がよいでしょう。
断水に備える
可能であれば、風呂の水を貯めておいた方がよいかもしれません。
今の時期は風呂に入らず、シャワーのみという方も多いかもしれませんので、浴槽に水を入れておいても特に問題がないのではないでしょうか?
ちなみに、バス・トイレが一体となっている場合は早めに入浴を済ませておく。
そして入浴後、水を貯めておくとよいのかもしれません。
断水になりますと、トイレが使えなくなります。
その場合、簡易なトイレで用を足す必要も出てくるでしょう。
簡易なトイレを作ること自体はそれほど難しくないのですが、問題は後処理です。凝固剤や消臭剤がない場合、購入しておく必要があるのではないでしょうか?
断線に備える
停電の場合、電源が使えなくなるものの、インターネットが繋がる可能性はあります。
しかし、断線となるとネットの接続が不可能になるケースもあります。
「断水の際、どう水を確保すればよいか?」
「簡易なトイレの作り方は?」
「後処理はどうすればいい?」
このような情報は、早目に調べておいた方がよいかもしれません。
避難が必要な場合は?
今回の台風は、かなりの大型とみられておりますので、もしかしたら避難が必要なケースもあるかもしれません。
予め非難を想定し、必要なもの(防災用品)をチェックした上で、手元に置いておく。そしてすぐにでも避難できる状態にしておいた方がよいのかもしれません。
余談ですが、小さいお子様がいらっしゃる場合、簡易な遊び道具(トランプ等)は持っておいた方がよいでしょう。
介護、あるいは体が不自由な方
介護をされている方、あるいは体が不自由な方の場合、車椅子を利用されていらっしゃる方が多いのではないでしょうか?
実際に避難をされる場合、雨が降ってしまうと車椅子での移動は非常に困難です。早目に避難可能な場所があるかどうか、予め確認しておく必要があります。
停電の場合、車椅子に懐中電灯をつけておくと便利です。
なお、自宅の場合ですと通常のトイレとは別に介護用のトイレ等を部屋に設置されている方もいらっしゃるかもしれません。断水の際はそちらを使うことになるのではないでしょうか。
ペットを飼われている場合
避難が必要な場合、ペットの受け入れが不可能なケースも多いかと思われます。
可能であれば、受け入れ可能な避難場所があるかどうか、事前に確認しておきましょう。やむを得ずペットを置いて避難をする場合、飼い主の不在時を想定した準備(食事、水、トイレ等)をしておく必要があります。
田畑や港の確認は控える
農家の方の場合、田畑が気になって確認しにいくケースも多いかもしれません。
しかし、視界の悪い暴風雨の中で現場確認を行うのは非常に危険です。
転倒して怪我をするケースはもちろんのこと、飛散物が直撃して大けがをするといったケースもあります。
とりわけ視界の悪い夜半の場合、誤って側溝に転落するという可能性もあり、田畑の視察は可能な限り避けた方が無難です。
また、漁業関係者の場合は港にある船を確認される方もいらっしゃるでしょうが、これも田畑と同様、非常に危険です。
暴風雨で荒れた状態の中、高波にさらわれる可能性がある他、夜間ですと視界が非常に悪いため、誤って海に転落する危険性もあります。
完全な備えというのは存在しませんが…
むろん、災害の備えを完璧にしていれば大丈夫、というわけではありません。
逆に、しっかりと備えたにもかかわらずほとんど被害がないというケースも存在します。
ただ、いずれにせよ「最悪の事態を想定して」行動をすることが重要で、何もなかったというのは「結果論」に過ぎません。
備えあれば憂いなし
です。時間がある内に、出来る限りの準備はしておいた方がよいでしょう。